過去ログ‐‐‐36題
Up one level2006年11月~2007年10月の間に公開した「カトリック時評」‐‐‐36タイトル
いのちの神秘とその召命
いのちは神秘である。そして、いのちの神秘の解明は有史以来、人類の根本的な課題であった。そのいのちが、今日も、さまざまに脅かされ、虫けらのように殺害されている。だから、あらためていのちの神秘と召命について根底から問い直さなければならない。
道徳教育は良心の教育
教育再生会議は「道徳の時間」を徳育として「教科」に格上げすることを提案している。これに対し、ある全国紙の社説は、「必要な徳性を養うことに誰しも異論はない」と総論に賛成しながら、「こころに点数はつけられない」と各論に反対していた。従来、国が道徳教育に触れることに疑問を呈する識者は多かったが、為政者のイデオロギーの押し付け、中でも教育勅語の復活を懸念したからであろう。とはいえ、道徳教育は人生を左右する重大な課題である。そこで、ここでは公教育に限定せず、人間教育一般における道徳教育の基本についておさらいしておこう.
自殺防止の決め手はあるか
ある日の昼のニュースで「過労死・過労自殺に関する電話相談」が行われていることが報じられていた。そういえば、先般の警察庁の発表によると、昨年の自殺者は全国で3万2千155人に達し、9年連続で3万人を越えているという。それに、生徒や学生の自殺も増え、統計を取り始めた78年以降で最も多くなったという。
わたしの戦争体験から
すでに戦後62年、戦争は遠くなった。でも、暑い夏がやってくると思い出す。わたしは少年時代を戦時下の長崎で過ごした。小学3年でシナ事変が始まり、中学1年のとき太平洋戦争が勃発、旧制中学を卒業して兵隊に取られる寸前、原爆が落ちて戦争が終わった。
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