年間第20主日
2007年8月19日(C年)-本気-
年間第20主日(C年)ルカ12.49~53
今、20代から40代の多くの女性たちの“マイブーム”は「バッテリー」(あさのあつこ著)という一冊の本を読むことだそうです。男性はいないようです。そのキーワードは「本気」です。「本気」で何かに取り組むことの大切さが取り上げられているようです。というのも、私自身まだ読んだことがありません。テレビの紹介で知りました。
誰でも何かに熱中している様は見ていて美しいものです。「美しい国・日本」を目指して総理大臣になられた安倍晋三さんでしたが、このたびの参議院議員選挙では「惨敗」でした、といわれています。そのための「熱中さ」が感じられなかったのでしょうか。先に「美しい国」というお題目があって、そのための「本気さ」が空回りしていたのでは、・・・?!国会のあり方に国民が“NON”という回答を出したといえます。この結果をどう背負うのか。「政治は結果がすべてです」とおっしゃっている総理の動向が注目されます。
他方、「結果だけがすべてではない」世界もあります。同じ現実の人間の世界です。「救い」という目的に向かって「必死に」「本気」で生きている人びとです。何回となく失敗し、わき道にそれ、同じミスを犯し、それでも、救われたいともがきながら生きているのです。そのような人びとがイエスさまの周りに集まりました。その数はたいしたものではありませんでした。多くの人がイエスさまを誤解し、時には悪意をもって反対したのです。
このような状況の中にあって、イエスさまも本気になってご自分の行く末を思い、苦しまれます。イエスさまの宣教活動は失敗だったのでしょうか。イエスさまの嘆きが聞こえます。「火がすでに燃えていたらと、どんなに望んでいることであろう。しかし、わたしには受けなければならない洗礼がある。それが成し遂げられるまでは、わたしはどんなに苦しい思いをすることであろう」(49節~50節)。
イエスさまについていくか行かないかの選択は、人々の間に分裂をもたらすほどの究極な選択なのです。イエスさまの思いが成就するのはご自分の「十字架の犠牲」の後です。さまざまな苦しみ、辛さを身に体して。人びとへのイエスさまの愛が人びとに受け入れられた時です。
わたしたちはイエスさまについていく、という選択をしました。イエスさまも苦しみの果てに思いが成就したように、わたしたちも苦しみの後に思いが成就する確信を抱きましょう。そのキーワードは「本気」です。
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神父様のご様子にホットしました。酷暑で大変な日々ですが、お体御自愛ください!また、毎週の説教、頑張ってくださいね!
追伸 ヤジローさんへ 今回は用事が多く、ご連絡差し上げませんで失礼しました。
暑さの折、お体ご大切に!
べるなでった