カトリック時評

カトリック時評

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「現代世界憲章」発布50周年

公開 [2015/07/25/ 00:00]

カトリック時評2015

教会の刷新と現代化を目的に、1962年10月に始まった第2バチカン公会議は、4年後の1965年12月に閉会した。公会議が発した16の公文書のうち、最後に出されたのは『現代世界における教会に関する司牧憲…

カトリック教会の平和運動

公開 [2015/07/10/ 00:00]

カトリック時評2015

戦後70年の今年、戦争と平和についての論議が盛んである。カトリック教会は「平和の福音」を生きて広める使命を持つ者として、この問題に無関心でいることはできない。すでに何度も平和の問題に触れてきたが、終戦…

“神のうちに生き、動き、存在する”

公開 [2015/06/25/ 00:00]

カトリック時評2015

「わたしたちは神のうちに生き、動き、存在する」(使徒言行録17,28)という聖パウロの宣言は、もともとキリストを知らないギリシャの前6世紀の詩人エピメニデスの言葉であったというから、すべての人間が感じ…

「反知性主義」について

公開 [2015/06/10/ 00:00]

カトリック時評2015

昨年あたりから、反知性主義という言葉が聞かれるようになったが、一体、それは、具体的には何を意味するのか。先日、新聞の広告欄で内田樹編『日本の反知性主義』の出版を知ったので買って読んでみたが、どうもはっ…

“病める家族”とその癒し

公開 [2015/05/25/ 00:00]

カトリック時評2015

最近、『家族という病』という下重暁子の本の広告が朝日新聞に繰り返し大きく掲載され、しかもすでに15,5万部を突破した(4月21日付)とあるのを見て、大いに驚くと同時に、“これまで神聖化されてきた家族を…

戦艦武蔵に見る戦争の愚かさ

公開 [2015/05/10/ 00:00]

カトリック時評2015

去る3月初め、フィリピンはレイテ島沖に無残な姿で沈んでいる大型戦艦武蔵ガ発見されたというテレビニュースを見て、当時の長崎やそこで体験した戦争の記憶がよみがえってきた。戦艦武蔵は三菱長崎造船所で建造され…

第2バチカン公会議から50年

公開 [2015/04/25/ 00:00]

カトリック時評2015

今年、2015年は、戦後70年、信徒発見150年など、周年記念が目白押しだが、中でも注目したいのは「第2バチカン公会議終了50年」ではないかと思う。けだし、第2バチカン公会議(1963-65)はキリス…

若者に人生の理想と使命感を

公開 [2015/04/10/ 00:00]

カトリック時評2015

オーム真理教によって引き起こされた地下鉄サリン事件から20年ということで、さまざまな議論が巻き起こったが、中でも、なぜ知的レベルも高い若者たちが忌まわしい事件にかかわることになったのか、そのわけを問う…

復活のキリスト、希望のしるし

公開 [2015/03/25/ 00:00]

カトリック時評2015

戦後70年の今年は、第2バチカン公会議閉幕50周年でもある。矛盾に満ちた現代世界を見るとき、50年前に教会が示した「世界分析」はいまもそのまま通じることを、次の文章を読んで感じた。少し長い引用になるが…

キリスト教の本質を問う

公開 [2015/03/10/ 00:00]

カトリック時評2015

教会はさる2月18日から四旬節が始まり、4月5日のキリストの復活祭の準備の季節を送る。つまり、この季節は、キリスト教信仰の本質を問い直し、キリスト教的生活の原点に戻る重要な季節である。では、キリスト教…

政治的自由の尊重

公開 [2015/02/25/ 00:00]

カトリック時評2015

「政治共同体(国家)と公権は、人間の本性に基づくものであり、したがって神の定めた秩序に基づくものであることは明白である。ただし、政治体制の決定と政府の指名は国民の自由意思に任されている」(第2バチカン…

表現の自由の意味と限界

公開 [2015/02/10/ 00:00]

カトリック時評2015

仏週刊新聞「シャルリー・エブド」襲撃事件にちなんで、「表現の自由」は絶対なのか、あるいは制限があるのかについて議論が沸騰している。事件の詳細を知らないから、その是非に触れず、ここでは一般論として、表現…

戦後70年、信教の自由は

公開 [2015/01/25/ 00:00]

カトリック時評2015

1945年の「日本敗戦」を機に、日本という国は生まれ変わった。その実体は、終戦の翌年、すなわち1946年(昭和21年)11月3日に公布された「日本国憲法」によって明示された通りである。 日本国の…

憲法改正論者の真の目的は何か

公開 [2015/01/10/ 00:00]

カトリック時評2015

戦後70年を記念する年が明けた。この70年は新生日本にとって何だったのか。著名な総合雑誌などを読んでみると、実にさまざまな評論や議論が飛び交っている。わたしはカトリック聖職者として、信仰・道徳の観点か…

家庭のモデル――聖家族

公開 [2014/12/25/ 00:00]

カトリック時評2014

今年もクリスマスがやってきた。人となった神の子イエス・キリストの誕生祭である。聖ヨハネ・パウロ2世教皇は「キリストは家庭を通ってこの世に来られた」(家庭への手紙)と言われたが、この家庭とは結婚のきずな…

“他人の役に立とうとする”人が増加

公開 [2014/12/10/ 00:00]

カトリック時評2014

文部科学省所管の統計数理研究所は、去る10月30日、日本人の意識を探るため5年おきに実施している「2013年日本人の国民性調査」の結果を公表した。わたしが購読している三紙のうち、毎日新聞が10月30日…

道徳教育とは何か

公開 [2014/11/25/ 00:00]

カトリック時評2014

小中学校における道徳教育がいよいよ「特別教科」として行われる公算が強くなった。文科省においてばかりでなく、民間でも道徳教育の在り方について議論が盛んだ。しかし、議論は混乱し、的外れも少なくない。道徳教…

男性が輝く社会

公開 [2014/11/10/ 00:00]

カトリック時評2014

“女性が輝く社会”について語った以上、“男性が輝く社会”についても語らなければ片手落ちになるだろう。同一の尊厳をもつ男性と女性は、異なる使命を通して助け合い、補い合う関係にある以上、男性が輝く社会なし…

人は、なぜ生きる?

公開 [2014/10/25/ 00:00]

カトリック時評2014

”人はなぜ生きるのか“という問いは、「考える葦」でる人間がいる限り、永遠の課題である。物質文明が高度の発達を遂げて成熟した社会になっても、”人間はなぜ、また何のために生きるのか“をますます深刻に問い続…

「女性が輝く社会」とは?

公開 [2014/10/10/ 00:00]

カトリック時評2014

世間では“女性が輝く社会”と称して、女性大臣が増やしたり、女性の労働や社会活動を推進する計画が進んでいるが、“成長戦略”の一端であることにいささか違和感がある。そこで、政治以前の問題として“女性本来の…

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