愛徳は、全使徒職のいわば魂
公開 [2013/01/15/ 00:00]
昨2012年11月から毎月、壮年信徒有志が第2バチカン公会議を学ぶためにわたしのところに集まるようになった。12月の勉強会では第2バチカン公会議の『信徒使徒職に関する教令』が読まれたが、その中に「諸秘…
公開 [2013/01/15/ 00:00]
昨2012年11月から毎月、壮年信徒有志が第2バチカン公会議を学ぶためにわたしのところに集まるようになった。12月の勉強会では第2バチカン公会議の『信徒使徒職に関する教令』が読まれたが、その中に「諸秘…
公開 [2013/01/01/ 00:00]
「別れた兄弟たち」への尊敬を表明してこの稿を書くことをお断りして、キリスト教一致運動(エクメニズム)のあり方について述べてみたい。エクメニズムはカトリック教会の「プロテスタント化」ではないからである。…
公開 [2012/12/15/ 00:00]
古くから「教会外に救いなし」(Extra Ecclesiam nulla salus)と言われてきたが、その解釈については、排他的な意味に取られるなど混乱があった。しかし、ピオ12世教皇の頃から肯定…
公開 [2012/12/01/ 00:00]
信仰年を迎え、信仰の刷新を考えているうちに、「行いを伴わない信仰は死んだもの」(ヤコブ2,26)という聖ヤコブの言葉を思い出している。では、信仰を生かす「行い」とは何であろうか。 結論から始めよ…
公開 [2012/11/15/ 00:00]
カトリック教会は毎年、12月から翌年の11月までを「典礼暦年」として「キリストの神秘」(キリストの出来事の隠された現実)を順次記念する。その締めくくりが「王であるキリスト」の祭日である。そこで、キリス…
公開 [2012/11/01/ 00:00]
第2バチカン公会議の開幕50周年を記念する「信仰年」がいよいよ始まった。そこで、あらためてあの公会議とはどんな性格の会議であったか、その権威について考えてみたい。公会議の重要性が必ずしも十分に認識され…
公開 [2012/10/15/ 00:00]
今月23日は「世界宣教の日」である。教会の本質的使命「福音宣教」についての使命感を高揚し、世界宣教の発展のために祈り献金する日である。しかし、宣教の使命感はあまり高いとは言えないようだ。そこで今回は…
公開 [2012/10/01/ 00:00]
わたしが初代主任司祭を務めた長崎・八幡町教会の創立50周年を機に、いろいろと当時を思い出している。その中で、小中学生の要理教育に力を注いだことがある。子供の信仰教育は信者の両親の勤めであるばかりでな…
公開 [2012/09/15/ 00:00]
第2バチカン公会議を境にして、カトリック・アクションから信徒使徒職への転換が行われた。と言っても、ちんぷんかんぷんの方も多かろう。カトリック・アクションという言葉ばかりか、信徒使徒職の語そのものまでが…
公開 [2012/09/01/ 00:00]
教会の「社会教説」(「社会的教え」ともいう)は、社会の福音化の規範であり、したがって、世俗社会の福音化のために呼ばれ派遣された信徒の使徒職の規範である。では、あらためて教会の社会教説とは何か。 …
公開 [2012/08/15/ 00:00]
8月15日はいろいろな記念が重なっている。わたしにとっては聖母被昇天祭、終戦記念日、そしてザビエルの鹿児島上陸。周辺にはお盆もある。それらの中で、子供のころから親しんできたのは聖母被昇天祭であ…
公開 [2012/08/01/ 00:00]
「人間生活における教育のきわめて重大な意義と、現代社会の進歩に対して常に増大する教育の影響を、聖なる全世界教会会議は入念に検討した」と、第2バチカン公会議は『キリスト教的教育に関する宣言』の冒…
公開 [2012/07/16/ 00:00]
第2バチカン公会議が、教会における信徒の身分や役割を原点に帰って見直し、その重要性を強調したことは、このブログでも何回か言及してきたが、信徒の活動なしに教会の使命を十分に果たすことはできないか…
公開 [2012/07/01/ 00:00]
「信徒の使徒職」を重視する第2バチカン公会議が「小教区」に注目するのは当然のことである。小教区は信徒たちが所属する最も身近な教会共同体であり、福音宣教の最前線に位置するからである。ここでは、信徒使徒職…
公開 [2012/06/15/ 00:00]
「聖職者中心の教会理解は、信徒中心へとその重心を移した」と岩島忠彦神父は『第2バチカン公会議の過去と現在』と題する記事の中で書いた(カトリック新聞4145号)。教会内の人口比率を見ても、聖職者と修道者…
公開 [2012/06/01/ 00:00]
教会の刷新と現代化を目指した第2バチカン公会議が、典礼刷新の中で幼児洗礼式の改訂を行ったことは重要な出来事であったと云わなければならない。現代の物質文明の中で進行する世俗主義を考えれば、幼児洗…
公開 [2012/05/15/ 00:00]
今年その開幕50周年を記念する第2バチカン公会議は、教会憲章第8章において「神の母・処女マリア」を取り上げ、「マリアは信仰と愛の点で教会の象型、もっとも輝かしい範型である」と新しい称号で呼んだ…
公開 [2012/05/01/ 00:00]
教会の本性と使命をあらためて問い直した第2バチカン公会議(1962-65)は、広範囲の改革を行ったが、その中でも典礼改革はもっとも重要な改革であったということができる。典礼は教会の使命の中心であり頂点…
公開 [2012/04/17/ 00:00]
教会は「神の民」であり、しかも「地上を旅する」神の民であるという、第2バチカン公会議(1962-65)の教えを聞いた時、多くの人が新鮮な驚きを覚えた。長い間忘れていた教会のイメージがそこにあったからで…
公開 [2012/03/25/ 00:00]
「第2バチカン公会議はキリストを中心に置きました」と教皇ベネディクト16世は講話の中で述べた(2005年11月6日のアンジェルス)。「教会の本性と使命」を問い直した公会議は「キリスト中心性」(Chri…